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 東京国際映画祭 映画『九月の風』(九降風)トム・リン監督インタビュー!

[2008年10月31日(金) /ライブ台湾]
華流ニュース  東京国際映画祭 映画『九月の風』(九降風)トム・リン監督インタビュー!
 映画『九月の風』トム・リン監督
 
トム・リン監督メッセージ

26日に閉幕した東京国際映画祭で上映された映画『九月の風』(九降風)は、1996年の台湾を舞台に9人の高校生たちのほろ苦い青春を描いたピュアな作品。ライブ台湾では、この映画の脚本と監督を務めた台湾の若手監督、トム・リン監督にインタビュー!自身の青春時代を描いたという本作品のみどころについて伺いました。

Q:この映画で描きたかったことについてお聞かせください。
トム監督:みんなこの映画『九月の風』(九降風)を「学園映画」だと言いますが、私としては学生たちの成長を描いている「成長映画」だと思っています。過ちを犯しながら自分や相手を「許す」ということを学ぶことが一つの大きなテーマとなっていますし、青春や友情を通して主人公たちの成長を描いています。

Q:こだわりを持って撮影したシーンや音楽などはありますか?
トム監督:あえてこだわった所があるとすれば、女性のカメラマンを使って撮影したということです。汗っかきで、タバコは吸うし、うるさいし、といった7人の男子高校生たちを女性カメラマンの温かい目線から撮影したかったので、台湾の有名な女性カメラマンにお願いして撮影してもらいました。

Q:なぜあのようなエンディングにしたのですか?
トム監督:前に主人公のイエンとタンがリャオ・ミンシュン選手に会いに行こうと約束しましたが、それをイエンが亡くなった後に実現しています。タンが持っていたボールの箱は、イエンの遺骨みたいなもので、あれを持ってかつて約束した場所に行ったのです。また、リャオ・ミンシュン選手が出てくることで、タン自身の青春からの卒業を描いています。


映画『九月の風』(九降風)

Q:野球賭博について出てきますが、何か少年たちと重ね合わせていたのでしょうか。
トム監督:野球賭博のことを持ち出したのは、青春時代からの卒業を描きたかったからです。当時、実際に野球賭博のことが明るみに出た時は、僕自身も野球ファンとしてショックを受けました。そうした社会の影と青春時代から卒業する若者たちを重ね合わせて描きました。

Q:この映画が東京国際映画祭で上映されたご感想をお聞かせください。
トム監督:こうして東京国際映画祭で作品が上映されたことをとても光栄に思っています。映画祭で上映されていた作品はどれも優秀で、そうした作品と一緒に紹介されるのはすごく嬉しいです。また今回の来日では、日本人と台湾人の違う面を見ることができてすごく新鮮です。例えばティーチインの前にも、どこに立って、どんな質問をされて、どこから入って、どこから去るなど、他の国の映画祭でも僕らをこれほど気遣ってくれることはなかったので、とても印象的でした。

Q:今後の予定を教えてください。
トム監督:今後も故郷の新竹で映画を撮りたいと思っています。

最後に「僕はやっぱり映画が好きです」と熱く語っていたトム・リン監督。日本滞在中の限られた時間にも東京国際映画祭で素晴らしい作品を観て「また映画が撮りたいと思った」とキラキラとした眼差しでお話してくださいました。

■ 『九月の風』(九降風)日本公式ブログ:
http://winds-of-september.cocolog-nifty.com/blog/

■『九月の風』(九降風)スタッフ日記:
http://ameblo.jp/winds-of-september2/


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