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映画 『ビバ!監督人生!!』 監督・主演のニウ・チェンザー来日ティーチ・イン開催!

[2008年09月16日(火) /ライブ台湾]
華流ニュース 映画 『ビバ!監督人生!!』 監督・主演のニウ・チェンザー来日ティーチ・イン開催!
映画『ビバ!監督人生!!』監督・主演のニウ・チェンザーが来日!
 

シネマート六本木で開催中の台湾シネマ・コレクション2008。9月6日(土)には、映画『ビバ!監督人生!!』監督・主演のニウ・チェンザーが来日し、松下由美さんが司会を務める中、作品を鑑賞したばかりの観客たちとのティーチ・イン(Q&A)が行われました。


映画『ビバ!監督人生!!』監督・主演のニウ・チェンザー

<ティーチ・インQ&A(簡略)>
Q:台湾で映画を撮影するのは資金集めが大変のようですが、そのような現状は今も変わらないのでしょうか?
ニウ監督:台湾映画の資金集めが難しいのは、観客とのコミュニケーションがしっかり取れていないからでしょう。しかし今年になってこのような状態はだいぶ解消されてきました。昨年はジェイ・チョウが監督した映画『言えない秘密』や映画『練習曲』が台湾で好成績を収めました。今年上半期で言えば、この映画『ビバ!監督人生!』が興行成績1位を獲得しましたが、この記録はすでに塗り替えられています。その他、『九降風』や『海角七号』、『囧男孩』も良い成績を収めている。映画人としては嬉しいし、長い間蓄積したエネルギーが爆発して、まさに観客とのコミュニケーションが取れるようになってきたことをものがたっているのだと思います。

――僕は本当に話が長いようで、まだ質問に答えられていませんね。(会場笑い)

僕は日本の映画市場を羨ましく思っています。日本も一時期は不景気でしたが、最近は景気が良くなっている。よく映画の資金はみんなハリウッドに流れてしまって、よその国ではなかなか良い作品が作れないと言われますが、日本のようにテレビドラマが映画化されて、たくさんの観客が映画館へ足を運んでいるのは素晴らしいことだと思います。日本の映画市場は規模も大きく、成熟していて、観客の鑑賞力も高い。僕も今後テレビ局が出資する映画を撮影するかもしれないのですが、観客の好みを考慮しなければいけないと思っています。

Q:欠点だらけの困った人を演じることに抵抗は?
ニウ監督:自分ではいつも心優しく、理想を求める善良な人間だと思い込んでいるのですが、実はこうした夢を追いかける段階においては、自分がどんどん腐って悪い人になってしまった。誰にでも欲望があり、挫折して心に傷を負っていきます。僕はこの映画を撮る前に人生のどん底に陥るような大きな経験をしましたが、その事を通して人間の気持ちはどういうものかを実体験することができましたし、クリエーターとしてこの経験を皆さんと分かち合うことができました。もちろんこの役を演じる過程においては勇気も必要でしたが、僕にとってはすごく良い旅をさせてもらった感じで、この映画の撮影においては面白い出来事がたくさんありました。


観客からの質問に丁寧に、そして真摯に答えるニウ監督

Q:ヤクザや麻薬が出てきたり、女の人といろいろあったりするのですが、アレは本当ですか?
ニウ監督:「ばかやろう」(日本語)
この映画で表現されている情感、反省の部分は真実です。しかしストーリーに関してはフィクションもあります。どこが本当でどこが真実かは殺されても言いません。僕は9歳の頃から役者になり、16歳の時にはホウ・シャオシェン監督の映画に出演し、台湾では誰もが知っている役者になりました。親の愛情を受けて育ち、幼い頃から教科書以外の本をたくさん読みましたが、一方で、すごくセンシティブな反逆児でもありました。16歳で有名になってから色んな誘惑にもあいました。役者として人生経験を豊富にしたいと思ったし、色々な人たちと交流してきました。僕は本当に悪いヤツだと思いますが、人を傷つけてはいけないという気持ちはあります。今でも欲望や誘惑がありますが、直面した時にどう対処したら良いかはわかるようになりました。

司会:この映画の脚本を共同執筆したのが今の恋人ということですが。
ニウ監督:いえ、前の彼女です。今はソウルメイトです。共にいろんな事を経験してきましたが、今の自分たちを大切にしたい。一緒に成長したいし、価値観も同じだけれど、何らかの形で結ばれることは求めません。

司会:映画『シルク』のスー・チャオピン監督の名前が出てきますが。
ニウ監督:彼とは親友で、仕事では同じ人物をパートナーとしています。脚本ができた時にはスー監督に見てもらったりしますし、映画『シルク』も企画段階から僕のオフィスで話をしていました。

Q:監督がどうしても撮りたかったシーンと、一番気に入っているシーンは?
ニウ監督:難しい質問ですね。僕にとっては、どのシーンも「命」ですから。残念なのはチャン・チュンニンとの熱烈なベッドシーンが無かったことです。冗談です。(笑)

通訳に「監督、短めにお話くださいね」とリマインドされながらも、観客からの質問に丁寧に、そして真摯に答えてくださっていたニウ・チェンザー監督。Q&Aの途中、「不思議に思ったんですが、みなさんは、なぜこの映画を見に来たのですか?前に僕の作品を見たことがある人は手を挙げてください!」と観客に質問し、大勢が挙手しているのを見て「ボーナスをもらわないと」とコメント。自ら持参したカメラで観客との記念撮影を申し出ていた監督は、ティーチ・イン後に行われたパンフレット購入者を対象としたサイン会でファンと交流。「パンフレット購入者にサインをするという商業的な行為でごめんなさい」と話しながらも、「またこうした機会があると嬉しい」と話していた。

台湾シネマ・コレクション2008で上映中の『ビバ!監督人生!!』


◆ニウ・チェンザーに関連する過去のニュース
  映画 『ビバ!監督人生!!』 監督・主演のニウ・チェンザ ( 09/16 )

 

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