台湾コミックプロによって選ばれた、辰亦儒（ケルビン）、江東城（ジロー）、呉尊（ウーズン）、炎亞綸（アーロン）の4人で結成されたボーイズグループ“飛輪海（フェイルンハイ）”。このグループ名は、メンバーがそれぞれに季節（華氏）のイメージを持っており、その発音FAHRENHEITが転じて“飛輪海（フェイルンハイ）”となっている。温かく柔らかい存在感で春をイメージさせるケルビン、激しく陽気な夏を思わせるジロー、涼やかな目元がしっとりと落ち着いた秋の佇まいを感じさせるウーズン、そして真っ白な雪のような清潔さに溢れるアーロンと、全く違ったイメージを持つ4人。グループとして06年にCDデビューする前には、個々にドラマ出演などをしており、『第八號當舖』『イタズラなKiss〜惡作劇之吻 〜』（ジロー，ゲスト出演でアーロン）などを経て、05年にジロー主演の『終極一班』（ジロー、ケルビン、アーロン）で注目を集めるように。06年には、ウーズンがドラマ初出演となる『東京ジュリエット』で話題の人に！こうしてドラマから火がついた人気が盛り上がる中、06年9月、いよいよ「飛輪海首張同名専輯」でCDデビューとなり、F4に続く台湾の新しいボーイズグループとして広く知られるようになった。

既に香港、中国、インドネシアなどのアジア圏では大人気となっている飛輪海（フェイルンハイ）だが、07年に入ってからは、5月に『イタズラなKiss〜惡作劇之吻 〜』のプロモーションでジローが来日、そして8月の飛輪海（フェイルンハイ）公式ファンクラブ設立記念のファンミーティングでアーロンが来日するなどの機会があり、ぐっと日本に身近な存在に。11月には夏に台湾で発売され、3万人サイン会の実施で話題になった初の写真集とCDが日本でも発売となり、プロモーションのために遂に4人揃っての来日が実現したばかり。ウーズン＆ジローとS．H．Eのエラが出演した『花ざかりの君たちへ〜花様少年少女〜』の日本での放送も予定されているということで、今後ますます目の離せない存在となっていきそうだ。

新作ドラマ『公主小妹』（ウーズン、ケルビン）が大ヒットとなり、『イタズラなKiss〜惡作劇之吻 〜』の続編にジローとアーロンが出演するなど、現在も大活躍中のメンバー達。各自新ドラマの撮影が始まり、1月には現地で2枚目のアルバムが発売予定、そして2月には日本で握手会を開催するなど、来年も色々な場面で彼らを目にする機会が増えそうな予感。4人揃っての活躍も嬉しいけれど、語学堪能なインテリ派のケルビン、音楽的才能抜群のアーロン、実は肉体派のウーズン、おしゃべりダイスキ、バンド命！のジローなどなど、08年にはそれぞれの得意分野を生かしたソロ活動というのもちょっと見てみたい気もする注目のアイドル4人組である。