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音楽、ダンス、そして家族と仲間……ヴァネス・ウー2度めの来日公演

[2007年07月20日(金) /稲見公仁子/ライブ台湾]
華流ニュース 音楽、ダンス、そして家族と仲間……ヴァネス・ウー2度めの来日公演
ヴァネス・ウー(呉建豪)
 

 昨夏に引き続いて2度めとなったヴァネス・ウー(呉建豪)の来日公演「2007 Van Ness Wu Concert in Tokyo V.DUBB My Kingdom」が、7月13日から3日間(13,14,16)にわたって行われた。

 13日7:15p.m.「ヴァネス・ウーの王国へようこそ。さあ、ショーを始めよう!」という日本語のナレーションで始まった今回の公演で、ヴァネスは、冒頭、ステージ奥の壇上に設けられた玉座にアイマスクをつけて悠然と腰をおろしていた。おもむろにゼンマイのネジを巻くと、人形に扮したダンサーたちが動き出し、彼の王国は目覚める。……彼のショーはそんなふうにして始まった。「My Kingdom/我的王国」のインストロメンタルに合わせたドラマチックなダンスパフォーマンスがひとしきり続いた後、ようやくヴァネスはマスクを外し歌い始めた。歌だけでは表現しきれない、ダンスパフォーマンスと融合してこそ表現できるのが彼の世界だ。ダンスナンバーの「Never Let You Go」で冒頭から飛ばす。いつもライブではギターを手にロック調のアレンジで披露してきた「I Hate Myself/我討厭我自己」は、今回はアルバム収録版にほぼ準じた優雅なヴァージョンで酔わせた。
 今回、ヴァネスの王国=ステージを彩ったのは、ヴァネスとダンサーたちだけではない。まず、「If/如果」で実妹のメロディがバレエを基調としたたおやかなダンスで品格を加えた。踊り終わった妹を横にして、ステージ上のヴァネスは「こんなに小さかったのに」と感慨深げ。メロディの参加は「新しいものを取り入れたかった」という思いもあってのことだが、当の妹はリハーサルでは緊張のあまり泣いていたそうで、無事本番をこなせたことで兄としてホッとしたようだ。続いて王国を盛り上げたのは、親友で一緒に制作会社を設立したジミー・ハンと、昨年もゲストとして来日したニッキー・リーのふたり。ジミーは、デビッド・タオのプロデュースで知られるグループ“TENSION”のリードボーカルで、TENSIONの曲を数曲メドレーで歌った後、「Every Time I Close My Eyes」でヴァネスとニッキーをステージに呼び込み、親友3人の競演コーナーに。ア・カペラで始まった「All My Life」は、ハイトーンのジミー、ハスキーなニッキー、そして透明感溢れるヴァネスのボーカルのバランスがよく絶品。
 ゲストのふたりが退場した後は、ヴァネスがダンスに興味を持つきっかけともなったマイケル・ジャクソンへのトリビュートコーナーなどを経て、アルバム『V.DUBB』のなかでも特にファンの評判がよい「Mama/媽媽」へ。伴奏が始まりかけて、すぐさまストップをかけると、ヴァネスは客席からその“ママ”をステージ上へ呼び寄せた。スツールに座ったママのかたわらで歌い始めるヴァネス。驚きと感動で涙が止まらないママの横で、ヴァネスも込み上げる思いに涙を抑えきれず、一瞬、歌声が途切れるシーンもあった。「母の前で初めて歌った。とても幸せだった」とヴァネスは、公演後の会見で打ち明けた。
 ママをステージ袖に見送ってからは、ライブではお馴染みとなった「Searching For Juliet/尋找茱莉葉」のストンプミックス、そして、ジミー、ニッキーも合流して90年代ヒップホップを中心にしたアメリカン・ミュージック・メドレーでのパーティー風エンディングへと流れていく。「僕自身をもっと知って欲しい」というヴァネスにとって、この手のアメリカン・ミュージックのメドレーはアメリカ育ちだけに必須なのだろう。アンコールでは、定番「流星雨」と日本語での「Wanna Love Somebody/幻想這愛」を披露した。意外だったのは、「S尋找茱莉葉」まで腹筋の露出がなかったことだが、そういったセクシーさに依らない魅力を出したかったのかもしれない。また、初日の緊張からか、ややあっさり気味だったこと、ヴァネス自身の出番が少なめに感じられたことが残念。だが、「自分の世界を表現したかった――自分の音楽・友達を、自分のファンにそれを知ってもらいたいと思った。新しい音楽、古い音楽、いろいろなスタイルのダンスも取り混ぜてこのステージを作ったつもりだ」と公演後の会見で語った言葉のその通りで、音楽とダンス、そして家族と仲間という彼の王国のカラーが明確に出たステージだったように思う。 「自分を世話してくれる母と助けてくれる妹、家族に見守られながらショーをするのは素晴らしいこと。ジミーやニッキーといった素晴らしい友達がいて、自分は幸運な人間だと思う」と言うヴァネスは、横浜公演の後に今回同行した家族みんなと美味しいものを食べに行きたいとのこと。「特に、フグを試したことがないので試してみたい」のだそうだが、果たして食べられたのだろうか。気になるところだ。

<セットリスト>
1)Never Let You Go
2)I Hate Myself/我討厭我自己
3)In Sync./零時差
4)If/如果
5)Let Go/放手
6)Friday Night
7)My Story(TENSIONメドレー)(ジミー)
8)Every Time I Close My Eyes(with ジミー&ニッキー・リー)
9)All My Life(with ジミー&ニッキー・リー)
10)解脱(ニッキー・リー)
11)Sexy Love/Don't Mater(ニッキー・リー)
12)Tribute to Michael Jackson
13)Just One Dance
14)OH MY LITTLE GIRL
15)Mama/媽媽
16)Stomp mix“Searching For Juliet”/尋找茱莉葉
17)American Music Medley

アンコール
18)流星雨
19)Wanna Love Somebody/幻想這愛

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