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 六號NEWS(5):エディ・ポン初主演映画『六號出口』予告編第2弾!林育賢監督、長編デビュー作『六號出口』に寄せる思い。

[2007年02月27日(火) / ライブ台湾]
華流ニュース  六號NEWS(5):エディ・ポン初主演映画『六號出口』予告編第2弾!林育賢監督、長編デビュー作『六號出口』に寄せる思い。
 『六號出口』主演のエディ・ポン

『六號出口』第2弾予告編映像

 昨日の『あすなろ白書』VOD配信開始のニュースでお伝えしましたように、台湾から『六號出口』の予告編第2弾が届きました!中華圏で現在ブレイクしている「ソーダ・グリーン」というバンドの大ヒット曲『小情歌』が全編に流れていて、第一弾予告編とは違った詩的な仕上がりになっています。今回は、林育賢監督から直々のメッセージも届いています。監督の台湾映画に対する思い、応援したいと思います。日本で邦画が復活したように、頑張れ、台湾映画!

■林育賢監督からの手紙

 今から4年前、私が西門町で短編の記録映像【鴉之王道】と【街頭風雲】を撮影している頃、出逢った若者達の中で特に印象深かったのがDJとスケボー少年でした。

 彼らは常に極限への挑戦(XTRIAL)を繰り返し行っていたのです。例えば、スケボーを屋上や高架橋に持ち込み滑走といった、失敗したらかなり危険な事態が予想されることですが、それが彼らの楽しみだったのです。
 撮影中に彼らの悲痛な叫び声が聞こえることもありましたが、少年たちは笑顔で「これこそが生きている感覚だよ!」と私に答えたことを記憶しています。
確かに私にも共感出来る部分はありましたが、少々複雑な思いにかられたのも事実です。

 彼らは俗に言うヒップホップ少年であり、あの頃の台湾社会で世間一般からすれば、決して望ましいとはされていない群集でもありました。 現代社会の枠の中では、避難されることも多かったのでしょうが、実は彼らこそが生きて行く過程において生命的困難や危機と廻り合った時には、最も勇猛果敢に生き残れる人間でもあるのです。

 私が“人”を撮る時に常に意識していることは、その人の人間的魅力です。 演技力やストーリーも大切ですが、役者の人間性・人柄でその作品は決まると考えています。私は創作者として、作品にその時の状況・環境・人によって生まれるインスピレーションが反映されます。現在の台湾を意識し表現するべき“とき”も考えます。 あの時から“いつか彼らの物語を撮る”と心に誓い、自分に訴え続けて来たのです。

 そしていま、4年間自分の中に思い描いたこの西門町での出逢いと出来事を伝えるべき“とき”と判断したのです。

 現在の台湾は、残念ながら国産映画離れの傾向にあります。それは海外の作品がほぼ世界上映と同時に公開されるといった環境もさることながら、台湾の人たちの作品を観る目が高くなっているということにも影響されていると考えます。 特に若者に顕著にその傾向が見受けられます。
 私は台湾で生まれ育ち、この国で映画製作に携わっていることに誇りを持っています。私達の世代が今の時代の台湾映画を創り上げるべきだと思うのです。

 そしてあの頃出逢った西門町の若者たちが、今回の作品【六號出口】でのエディ・ポンとイーサン・ルアン演じる2人の少年の原型となったのです。


◎『六號出口』公式HP公式blog


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