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【百年恋歌】ホウ・シャオシエン映画祭(9/30〜10/20)開催中!

[2006年10月05日(木) /ライブ台湾]
華流ニュース 【百年恋歌】ホウ・シャオシエン映画祭(9/30〜10/20)開催中!
『フラワーズ・オブ・シャンハイ』(原題:海上花)より

侯孝賢(ホウ・シャオシエン)監督の最新作『百年恋歌』公開を記念し、ホウ・シャオシエン映画祭がシネマヴェーラ渋谷で、開催されています。
デビュー作『ステキな彼女』から『珈琲時光』まで監督作15作品に加え、ドキュメンタリー作品『HHH:侯孝賢』『Metro Lumiere』を上映します。
この映画祭のために台湾からプリントを取り寄せるなど、ここでしか見られない貴重な作品もたくさんありますのでどうぞお見逃しなく。
『百年恋歌』はシネスイッチ銀座にて、10月21日(土)より公開です。
『百年恋歌』 特集 - goo 映画

【監督 侯孝賢(ホウ・シャオシエン)】
1989年、『悲情城市』ヴェネチア映画祭金獅子賞受賞で中国語圏映画として初の三大映画祭最高賞受賞という快挙を成し遂げ、その名を世界に響き渡らせた侯孝賢監督。しかし彼はその地位に安住していなかった。
『戯夢人生』(93)、『好男好女』(95)と「歴史三部作」を完結したのち、『憂鬱な楽園』(96)、『フラワーズ・オブ・シャンハイ』(98)、『ミレニアム・マンボ』(01)、そして小津安二郎の生誕100年を記念して製作された『珈琲時光』(03)と、常に映画監督として新たな分野への挑戦を自らに課し、変貌を遂げている。
『百年恋歌』はまさにそのチャレンジが見事に結実したホウ・シャオシエン映画の到達点であり、映画作家侯孝賢の集大成ともいえる傑作である。
2005年東京国際映画祭にて第2回黒澤明賞を受賞。


『悲情城市』より

【上映作品】
『ステキな彼女』(80年、89分)ニュープリント
『風が踊る』(81年、92分)ニュープリント
『川の流れに草は青々』(82年、91分)ニュープリント
『坊やの人形』(83年、108分)ニュープリント
『風櫃(フンクイ)の少年』(84年、101分)
『冬冬の夏休み』(84年、98分)デジタル素材
『童年往事・時の流れ』(85年、138分)
『恋恋風塵』(87年、110分)デジタル素材
『悲情城市』(89年、159分)
『戯夢人生』(93年、143分)デジタル素材
『好男好女』(95年、108分)デジタル素材
『憂鬱な楽園』(96年、112分)
『フラワーズ・オブ・シャンハイ』(98年、120分)日本未公開カンヌ映画祭上映ver.
『ミレニアム・マンボ』(01年、105分)
『珈琲時光』(03年、119分)
『HHH:侯孝賢』(97年、91分)
『Metro Lumiere』(04年、59分)デジタル素材

【代表作】
全てにおいて代表作といえる侯孝賢(ホウ・シャオシエン)監督の作品群。その中でいくつかピック・アップした作品を紹介したいと思います。

『ステキな彼女』(80年、89分)ニュープリント
監督・脚本:ホウ・シャオシエン/製作:リュ・ターチュエン/撮影:チェン・クンホウ/音楽:ツォ・ホンユアン
出演:ケニー・ビー、フォン・フェイフェイ、チェン・ヨウ

画面いっぱいにあふれる瑞々しい光、子供たち、道端の大樹、――ホウ・シャオシエン監督のたぐい稀な才能が横溢するデビュー作。当時の人気の歌手、ケニー・ビーとフォン・フェイフェイを主演に、財閥の一人娘と測量技師の恋の騒動を、軽やかなユーモアと歌で綴る。

『童年往事・時の流れ』(85年、138分)
監督・脚本:ホウ・シャオシエン/製作:シュ・クオリャン/脚本:チュー・ティエンウェン/撮影:リー・ピンビン/音楽:ウー・チュチュ
出演:ユー・アンシュン、ティエン・フォン、シン・シューフェン、メイ・ファン

ベルリン映画祭国際批評家賞受賞
「アハァー(阿孝)」と主人公の少年を呼ぶ声。その名を呼んでいた父が逝き、母が逝き、そして小さくなった祖母が静かに画面から消え去るとき、窓の外には変わらずまぶしい陽光と様々な音があふれている。ホウ監督自身の少年期の記憶を映画化した本作で、その後タッグを組むリー・ピンビンが初めて撮影監督を務めた。

『悲情城市』(89年、159分)
監督:ホウ・シャオシエン/製作:チウ・フーション/脚本:ウー・ニエンジェン、チュー・ティエンウェン/撮影:チェン・ホァイエン/音楽:センス、チャン・ホンイー/録音:ドゥー・ドゥージ、ヤン・ジンアン
出演:トニー・レオン、リー・ティエンルー、チェン・リンヨン、シン・シューフェン

45年の台湾解放から49年の蒋介石による国民党政府樹立に至るまでの激動の時代を、林家の長老とその息子たちの姿を通して描いた一大叙事詩。聾唖の青年トニー・レオンとシン・シューフェンの筆談シーンの美しさは筆舌に尽くし難い。ヴェネチア映画祭で金獅子賞を受賞、世界の目をアジア映画に向けさせた代表作。

『フラワーズ・オブ・シャンハイ』(98年、120分)日本未公開カンヌ映画祭上映ver.
監督・製作総指揮:ホウ・シャオシエン/製作:ヤン・タンクェイ、市山尚三/原作:ハン・チーユン、チャン・アイリン/脚本:チュー・ティエンウェン/撮影:リー・ピンビン/音楽:半野喜弘/録音:ドゥー・ドゥージ
出演:トニー・レオン、羽田美智子、ミシェル・リー、カリーナ・ラウ、ガオ・ジェ、ウェイ・シャオホェイ、レベッカ・パン

中国文学の古典「上海花」を映画化した恋愛物語。エリート官僚と遊女の葛藤を軸に、19世紀末の上海遊郭の人間模様が綴られる。アヘンの煙匂いたつ官能的な室内を舞台に、豪華俳優たちが繰り広げる愛憎劇。徹底したワンシーン・ワンカットや蝋燭光による撮影など、ホウ組がその粋を集めて生み出したセット映画の傑作。

『ミレニアム・マンボ』(01年、105分)
監督:ホウ・シャオシエン/製作総指揮:ジル・ジマン、ホアン・ウェンイン/製作:リャオ・チンソン、エリック・ユーマンほか/脚本:チュー・ティエンウェン/撮影:リー・ピンビン/音楽:半野喜弘、リン・チャン、フィッシュ/録音:ドゥー・ドゥージ
出演:スー・チー、トゥアン・ジュンハォ、ガオ・ジェ、半野喜弘、竹内淳、竹内康、ニョウ・チェンツー、ディン・ジェンチョン、杉本秀、前田洋子、矢野素臣、藤田洋

『憂鬱な楽園』で試みたドキュメンタリー的手法をさらに推し進め、世紀末を生きる若者たちの心の揺れに寄り添うように生々しい感情を切り取った青春譚。現代を近未来から回想するという手法に、ホウ監督の時間の感覚が表出する。シューフェン、伊能静に続いて、スー・チーをヒロインに描いた「女の映画」としても秀逸。

『珈琲時光』(03年、119分)
監督:ホウ・シャオシエン/製作:宮島秀司、リャオ・チンソン、山本一郎、小坂史子/脚本:ホウ・シャオシエン、チュー・ティエンウェン/撮影:リー・ピンビン/主題歌:一青窈 /録音:ドゥー・ドゥージ
出演:一青窈、浅野忠信、萩原聖人、余貴美子、小林稔侍

小津安二郎の生誕100年を記念して製作され、全編日本ロケで撮影が行われた。行き交う電車や古書店といったホウ監督の視点で捉えた都市の只中で、控えめな視線や言葉を交わす登場人物たち。そこには、まぎれもないホウ・シャオシエン映画の父、母、友、そして娘がいる。

『HHH:侯孝賢』(97年、91分)
監督:オリヴィエ・アサイヤス/製作:ペギー・チャオ、シュウ・シャオ・ミン/撮影:エリック・ゴーティエ
出演:ホウ・シャオシエン、チュー・ティエンウェン、ウー・ニェンチェン、チェン・クォフー、ドゥー・ドゥージ、ガオ・ジェ、リン・チャン

仏TVシリーズ「我らの時代の映画作家」の一編。ホウ・シャオシエンが、自らの故郷で少年時代の記憶や映画制作のプロセスを自由に語ってゆく。マンゴの木の上からいつも通りや人々を眺めていた幼い頃のエピソードなど、ホウ映画の秘密が垣間見える。監督は『イルマ・ヴェップ』のオリヴィエ・アサイヤス。

『Metro Lumiere』(04年、59分)デジタル素材)
製作・監督:ハロルド・マニング/出演者:ホウ・シャオシエン、リャオ・チンソン/声の出演:ドミニク・ブラン
『珈琲時光』撮影後のホウ・シャオシエン監督が、初めての全編海外ロケとなった日本での撮影現場のエピソードや、日本への想い、小津安二郎監督への想いを語る。『珈琲時光』を「電車時光」(Metro Lumiere)と読み解くホウ・シャオシエン映画論。貴重な小津監督の映画の映像もふんだんに盛り込まれている。


◆ホウ・シャオシエンに関連する過去のニュース
  ホウ・シャオシエン監督作品「百年恋歌」(原題:最好的時光 ( 10/11 )
  【百年恋歌】ホウ・シャオシエン映画祭(9/30〜10/2 ( 10/05 )

 

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